まかまどコンビが今までもこれからも大好きです
あまりに突然で信じられない人事発表があり、まかまどコンビが好きなファンとして、自分の気持ちを落ち着かせるためにもこのエントリーを書いています。
まずまどかちゃんが専科に移動してまかまどコンビが離れることについて。
素直にめちゃくちゃ本当に寂しくてしんどくて悲しいです。
アナスタシア観て翌週にこんな発表あるとは思わなかったわ!!!
むしろアナスタシアでまかまど体制の宙組の充実さを感じた+別箱発表で雪組さん月組さんのパターンを思い出し別の覚悟してたまであるわ!!!!
誰がどうとか、まかさんまどかちゃん本人の意思がどうとか、もう全部取っ払ってただただコンビファンの私が寂しい。正直こんな人事ある?って思った。
二人がどう思ってるとか劇団は何考えてるとか、そんなの考えたところで一生答えは出ないので考えません。
ただただファンとして、まかまどコンビの終わりを急に告げられて寂しいです。しんどいです。
多分すぐには前向きに考えられないと思う。
でも、まかまどがトップコンビとして歩んでくれた3年ちょっと、本当に幸せで楽しくてハッピーでした。
その日々まで消えてしまうというわけではないし、まかまどというコンビが無かったことにはならない。
まずはこの3年間ちょっと、たくさんの夢をありがとうございました。そして最後まで夢見させてもらいます!!!よろしくなまかまど!!!
実際にその日が来て、私はどうするのかは正直今のところ分かりません。
まかさんもまどかちゃんもひとりのタカラジェンヌとして大好きだから個々に追いたい気持ちはもちろんあるけど、複雑な心境にならない自信も今はない。
でも一つだけ自戒を込めて書きますが、潤花ちゃんのことを、(そして万が一まどかちゃんが新しいスターさんの相手役になるとしたらそのスターさんのことを)絶対絶対絶対悪く言わない。
まかまどを惜しむ気持ちは両手に抱え切れないほどだけど、まかまどのことが脳裏を過ぎることも絶対あるけど、でも、絶対絶対絶対それだけはしちゃいけないと思ってる。
潤花ちゃんもすごいプレッシャーだと思うし、正直今回の人事は何よりも潤花ちゃんに対する思いやりが感じられないように私には思えて、その点に関しては明確な怒りを感じるし夢を見させてくれる全てのタカラジェンヌに幸あれ……と思ってます。
今すぐにアナスタシア後のことを考えるのは無理です。心が死ぬ。
でも万が一まかさんの隣にまどかちゃん以外が立つのを、まどかちゃんの隣にまかさん以外が立つのを見ていて仄暗い気持ちを抱えてしまうようなことがあれば、その時は素直に一度宝塚ファンをお休みしようと思ってます。
とにかく宙組アナスタシアが、まかディミトリが、まどかアーニャが、今のまかまどコンビが最高なことには変わらないので、未来のことは何も考えず今を噛み締めようと思います。
そして今までも、これからも。ずーっとずーっとまかまどが大好きだし私にとって特別なトップコンビです。
全てのタカラジェンヌの歩む道に、幸多からんことを祈っています。
宙組公演「アナスタシア」観劇レポ
見てきました。宙組公演「アナスタシア」。 演目が発表された2019年10月28日(1年以上前!)から、ずっとずっと楽しみにしていました。
発表されてから本当に色々なことがあって、公演時期も当初とは変わってしまったけど、幕が無事開いて、そして幸運なことに観劇することができて、本当によかった。
宙組アナスタシア最高なので全人類見てくれ!!!(オタク特有のクソでか主語)。
以下、まかまどに狂ったオタクによるまかまど特化な感想もどきです。
※観劇はまだ二回だけでいろんなところの記憶が不確かなのに勢いのみで書いてるので明らかな見間違い・勘違いがあってもさらっと流してやってください(予防線)
- ディミトリ/真風涼帆
「詐欺師ながらも純真な心を持っているって何……?」そう思ってた時期が私にもありました。
(やってる行為が犯罪なのは言い逃れできないけど)ディミトリが詐欺師をやっているのは環境の影響が大きくて、アーニャとの心の交流の中で、だんだんとディミトリが生来持っていた優しさ・純真な心がどんどん出てきたような印象を受けました。
まかディミトリの「アーニャ」って呼びかける声がどんどん優しいものになっていくんだ……まじで……恋してんじゃん……。
お歌は大ナンバーに続く大ナンバー!一幕なんて特に歌いっぱなし。
声に深みが増していたというか、特に低音の安定感が増し増しで素晴らしかった!声が厚くて甘みがあってアーニャとのデュエットがどれも最高最高!
(そういえばプログラムの「泥棒のプリンス」って肩書に笑ったけど、劇中で「ハンサムじゃなかったら通報してた」と言われていたところを見るに、単純に顔が良いからそう言われてるのでは…?)
宝塚版初演ディミトリを真風さんで見られたこと、一生忘れない……。
- アーニャ/星風まどか
ペテルブルクまで歩いてきた、まさしく自分で道を切り開く系ヒロイン。
癇癪持ちとたびたび言われてる(し実際その傾向はあるけど)それ以上に自分の感情に素直なんだなという印象をまどかアーニャからは受けました。
本当に表情が豊か!まかディミトリのことを気に入らないって表情も、一緒にダンスを踊ってどんどん楽しくなっちゃう表情も、黒燕尾のディミトリにエスコートされて嬉しそうに横顔を見上げる表情も、どれも一級品!!!
そしてお歌ね。地声歌唱も裏声歌唱も、地声から裏声への移り変わりもぜーーーんぶよかった!
「強く、何事も恐れない」少女そのもので、これ以上ないはまり役。
宝塚版初演アーニャをまどかちゃんで見られたこと、一生忘れない…………。
- 幕開き/あの日の12月
セットが豪華~~~~!!!!!(第一声)
すっしーさんめっちゃ美し~~~!!!みねりちゃんめちゃカワ~~~!!!と幕開きからテンションが一気に吹っ切れました。
舞踏会の写真の演出はエンディングにつながる最高の演出だし(稲葉先生ありがとう)、シャッター音とともに照明が真っ赤になったのは震えちゃったな……。
オルゴールを取りにきたまどかアーニャが、慌てて家族のところに戻ろうとしたのを止めたポリシェヴィキはグレブ父だったりするんだろうか。
葛藤の中、アナスタシアだけをなんとか逃がして、それでも罪の意識から逃れられず、己を蔑んで死んでしまったんだろうか……(深読みマン)。
- ペテルブルクの噂
宙組のコーラスやばない!?!?!?やばい(自問自答)。
まずハーモニーが素晴らしいのに更に歌詞が綺麗に聞き取れるのがすごい。これぞコーラスの宙組。
「♪ぎゅうっ、ぎゅうっ、詰め~!」のところがなんか妙に好きです。初日映像もこの場面を繰り返し見ちゃう。
- She Walks In-彼女が来たら
最高の楽曲を宝塚版のために書き下ろしてくださり本当にありがとうございます……。
リプライ含めて馴染みすぎてて、もうShe walks inがないアナスタシアでは生きていけない体にされてしまった。
ディミトリはたった一度のアナスタシアとの邂逅をずっと覚えていて、「馬車の上 恐れもなく微笑みを浮かべていた少女」のことを忘れられなかったんだろうし、それは”初恋”なのでは…?(まかまどに貪欲)。
「まるでバイオリンが 突然」って歌詞のところでバイオリンの音色が入ってくるのだーーーいすき!!!
- 夢の中で
記憶も何もない、ただパリで誰かが私を待っている気がする。その一心でペテルブルクまで歩いてきたアーニャの強さが表れている一曲。
あんなの目の前で見せられたらヴラドがアーニャに可能性感じちゃうの分かるよ…って勝手にヴラドに共感してた。
「パリ パリ」って繰り返すところのメロディーがとっても好きでまどかアーニャの歌声も素晴らしくて朝の目覚ましにしたいぐらいでした(CD早く出してくれ…)。
- やればできるさ
ディミトリアーニャヴラド3人ともカワイイ〜〜〜!!!ミニチュアにしてずっと見てたいぐらいカワイイ。
ずんちゃんヴラドが軽快で見てて楽しい。ただでさえ小さなお顔が髭で皮膚面積が減ってるから更に小さく見える。豆粒かと思った。
そしてあの日のダンス、と後にヴラドさんが振り返るディミトリとアーニャのダンス。
ディミトリの足を踏んでしまい小さく「ごめんなさい!」と謝るアーニャ、転んでしまったアーニャに「やれやれ」顔で手を差し出すディミトリ、だんだんと息があっていき、二人の表情も楽しげになり、手を引いて手を引かれて共に踊る……。
いやぁ〜〜〜ロマンス芽生えますわ〜〜〜!!!観客全員がディミトリとアーニャの恋の目撃者だ〜〜〜!!!!!
ずんヴラドとまかディミトリでまどかアーニャを挟む構図が多くて(この曲に限った話ではないけど)このスリーショット最高にカワイイ。
- ネフスキー大通り
やればできるさ(ディミトリver)
アーニャ絶対パリに行かすマン。やればできるの後にまたすぐ歌い上げるものだからびっくりした(ミュージカル……)。
最初は「頭おかしい」と言ってたディミトリが、あそこまで一生懸命になるなんて……(やってることは普通に犯罪)。
ちょっと不穏な感じが好き。
- ネヴァ河の流れ
大曲〜〜〜!!!そして名曲。
噂の少女がアーニャだと分かった瞬間に声が明るくなるのが可愛かったな……恋してるやん……。
ナウオンでキキちゃんが話していた通り、グレブはもう単純に純粋に、らしくない一目惚れをしたんだろうなという印象。
ただ「しめられた門の向こうにいた誇らしげな少女」に少年のときに恋にも似た羨望を抱いていて、アーニャの瞳を見た瞬間(「その瞳は…」ってなった瞬間)一気にアナスタシアとアーニャの姿が重なったんだろうな、と私は感じました。
掃除婦のアーニャには純粋な一目惚れをし、その後幼い頃に羨望を抱いたアナスタシアが彼女に重なり……。
一人の男としてグレブが恋に落ちたのは掃除婦のアーニャだけど、グレブを父の息子の呪縛から解き放てるのは皇女アナスタシアだけで、(ディミトリがいなかったとしても)グレブはそのどちらもを手に入れることはきっとできなかったのでは……。
グレブに関しては何度も見るうちにまた印象が変わる人物だと思うし、ほんと、難しいお役だと思います。
- 俺のペテルブルク
この曲、アナスタシアが宙組で公演されると発表されてBW版サントラで聞いた時から、ず〜〜〜っとまかさんの声で聞きたいと思ってた〜〜〜!!!単純に曲として好き。
少し遡って悪友たちに絡まれたシーン、ここで「彼女に触るな!」ってディミトリの声が良かった。ロマンス芽生えてるな…って感じで。
そしてナンバー始まる前の「来いよ、アーニャ!」って声も楽しそうでねぇ……お手手も繋いじゃってるし……まかさんの声の演技好き。
ディミトリが語るペテルブルク。許せない街だけど、それでも大好きなんだと歌うディミトリの姿と笑顔で見つめるアーニャの姿。
アーニャはこのディミトリを見て、「どんな環境でも誇りを捨てない」と尊敬していたと後に語るし、この曲もロマンスの始まりなんだな(なんでも二人のロマンスに繋げるマン)。
演出として盆が回ると背景の映像も回ってすごかったな……ペテルブルクの街を見渡してる感じが最高。
右手でリズムとってるまかディミトリめちゃかわでした。
- あの日の12月
ナンバーに入る直前のディミトリの「アーニャ?」って呼びかけがやばかったです(報告)。
歌詞的にもあれはアーニャが見ている幻想(記憶)にディミトリが迷い込んでるってイメージなのかな?
お母様の歌声が素晴らしくてコーラスも素晴らしくて聞き惚れてしまう。
アーニャ、アーニャ、アーニャ……。切なそうな最後のあの呼びかけはアーニャをこちらの世界に呼び戻すためなんだろうか。
ナンバー後の「君が女の子じゃなかったらそうしてたさ〜!」(抱き上げてクルン!)は何あれ?びっくりしちゃった……最高すぎて……。
- 惜別の祈り
イポリトフ伯爵(りんきらさん)のアカペラから始まる曲。これぞコーラスの宙組!
前の場面であれだけパリに行けることに喜んでいた後だからこそ、ふるさとに愛を、と歌う歌声が切なかったな……。
- 新たな旅立ち
ずんちゃんヴラドめちゃめちゃカワイイ〜〜〜!!!愛しさあふれるおじさま。
列車の演出が本当にすごかった!観劇前にステージドアで大道具さんのこだわりや、稲葉先生が秒数まで数えて~等々ととても苦労されていたことを語っていらしたので、沢山の方々の努力と技術で作られている場面なんだな…と噛み締めてた。
ミュージカルにありがちな別の歌詞を同時進行で歌う曲、私は聖徳太子ではないので少し加減をしてほしい…と思いつつも好き(しかし歌詞は聞き取れないので歌詞カード欲しい)。
- それでもまだ
グレブ大ナンバーその2。
父の息子としてずっと生きてきた、それ以外の生き方があるのか…と歌うグレブが切なくて切なくて。
最後の「もう」の歌い上げが素晴らしかった。
- Journey To The Past-過去への旅
もう、ありがとうの一言。
背中を預けあいながら歌い上げるまかまどに胸がいっぱい。
今の宙組で、まかまど体制の宙組で、アナスタシアを上演しようと決めてくれた偉い人ありがとう。稲葉先生素敵な潤色ありがとう。タカラジェンヌ、舞台に立ち続けてくれてありがとう。この舞台に関わる全ての人に、ありがとう。
別箱で組んだときからときめいて好きで、叶うことならトップコンビとしてみたいと思った真風さんとまどかちゃんが本当にトップコンビになって、アナスタシア宝塚版初演を演じてくれるなんて、私はもしかすると前世で国一つ救うぐらいの徳を積んだのでは…?と本気で思った。
最後の「出会えることを」をまかまどが歌い上げているときに、森の景色だった背景の映像がぐわーって森を抜けてパリの街になるの好き。
もうぜーーーーんぶ好き!!!!
(終わる直前草むらから飛び出してきたグレブさんにはちょっと笑った)
一幕、冗談抜きで秒で終わったんだが???
- パリは鍵を握っている
賑やかで楽しいナンバー。
ちょっと移動するのにも手を繋ぐディミトリとアーニャ可愛すぎんか???ロマンス進んでる……。
ぴょこぴょこ片足で跳ねる振りがかわいくて大好き。
- 扉を閉ざして
マリア皇太后美しすぎる~~~!!!登場の度にオペラグラスでガン見してた。
すっしーさんも美しければメロディラインも美しい。名曲。そして泣ける。
「かくれんぼして、頬にキスを…」が切なすぎる。
- 過去の国
和希そらの本領発揮〜〜〜!!!がなり声が強くて最高。
娘役さんたちが一列に並んで、リリーが先頭の娘役さんの手を引く振りがかわいくてリリーかっこよくて好き好き大好き。
- 貴族とただの男
ずんそら〜〜〜!!!
キスちゅっちゅするのカワイイ。
ぴょこぴょこ跳ねるのカワイイ。
足絡ませるのカワイイ。
もうカワイイの大渋滞……と思いきや最後はかっこよく壁ドンキッス決めるリリー。好き。
- 貴族とただの男、過去の国 グレブリプライズ
彼女が道連れにされる前に、という歌詞がとても印象的でした。
アーニャー!の歌唱が大迫力。クソでか感情ならぬクソでか歌唱。
でもその迫力が、アーニャと呼ぶ声の強さが、彼女がアナスタシアではなくアーニャであって欲しいというグレブの願いのようにも思えて。
- 幾千万の群衆の中ーIn A Crowd Of Thousands
幾千万もの群衆の中、出会った二人。
好きなトップコンビが歌ってくれる歌として最高すぎんか???最高。
怯え驚くアーニャのもとにやってきたディミトリの「アーニャ?」って呼びかけがまた最高でした(報告その2)。
唯一お辞儀をした相手と、また巡り会えたんだよ……もしあのときに戻れたとしてもまた探し出すって……アナスタシアがループものでもディミトリとアーニャは出会うので大丈夫だね(?)。
ナウオンで「思い出した…!」の後のデュエットが(伴奏が録音なので)難しくて、何度も二人で練習したと真風さんが語っていたけれど、本当にまかディミトリの歌声が素晴らしいテノールで、低音が甘くしっかりと出ていて、アーニャを包み込むようだった。歌声も包容力がすごい。
そして「皇女様……」で傅くまかディミトリが白の寝巻きというシンプルすぎるお衣装なのにめちゃめちゃ様になっててかっこよくて息止めてた。
このシーンのまかまど、多分死ぬ間際に走馬灯で見る。最後の言葉が「幾千万もの群衆の中…出会ったまかまど……」になっても後悔はないです。
- ヴラドの後悔
貴族とただの男リプライズ。
ディミトリとアーニャのことを見守ってきたヴラドが歌う2人のロマンス。
リリーとヴラドは「貴族とただの男」で、アーニャとディミトリも「皇女とただの男」。
ずんちゃんヴラドの温かで切ない歌声が絶品でした。
その後ドレスアップしたディミトリとアーニャ。ディミトリは様になりすぎだしアーニャは本当に皇女様…!
ネクタイを直そうとするアーニャの手を払って(気安い感じがイイネ)腕を差し出すディミトリ。嬉しそうにその腕に自分の腕を絡めるアーニャ。
とんでもなくお似合いだよ…………。
原曲meant to beにshe walks inの(元になったであろう)メロディラインががっつり入ってるのもまた最高なんだよなぁ。
- バレエでの四重唱
ディミトリ、アーニャ、グレブ、マリア皇太后、それぞれの思いが交差する一曲。
誰が彼女を救うのか、からのディミトリとグレブのハモリよ。出会うことのない二人の心が唯一重なる部分。
それぞれの歌唱部分がそれぞれのナンバーのリプライズなのもいい。ザ・ミュージカルって感じで高まる。
そしてセンターでの”白鳥の湖”も素晴らしかった!知識がないど素人がバレエのうまさを語ることは恐れ多いけど、ほんと、すごかった……。
アーニャ歌唱部分ではオデットが踊り、ディミトリ歌唱部分ではジークフリートが踊り、グレブ歌唱部分ではロットバルトが踊り、マリア皇太后歌唱部分ではオデットが白鳥たちの中に紛れ込み(本物が分からない)……と、物語とそれぞれの心情・立場がシンクロしてるのもよかったな。
センターの白鳥の湖もみたいしそれぞれの表情もみたいし……と目が足りない場面でした。
(自分の歌うパートが来ると立って歌い終わると座る、という挙手制ならぬ起立制にはちょっとだけ笑った)(そして立ち見のグレブ)。
- Everything To Win-すべてを勝ち取るために
そわそわソング。カワイイ。
「今になって怖いなんて、あぁ、どうしたら」のちょっとお芝居入った“あぁ”がめっちゃ好きで、まかさんの頭を抱えるような素振りも好きで2回ともオペラグラスでガン見してた。
全てを勝ち得る、ただ手に入らないものが一つだけ……そう歌うディミトリの表情がどんな愛の言葉よりも雄弁にアーニャへの愛を語っていて……。
「分からない」のロングトーンが気持ちよくスコーン!と伸びてて本当によかった。真風さんのロングトーン好き。
- 第9場 皇太后の控室
「彼女(アーニャ)はただ自分を取り戻したいだけ」と必死に皇太后に食い下がるディミトリに、彼の純真な心を強く感じたシーン。
一度目の前から立ち去られてもなお、ばっと腕を広げて皇太后の前に立ちはだかるディミトリがかっこよくて、切なくて……。
あんたは報いを向けるだろうな!!って台詞に感情がこもりまくってて若干マイク破れてた(ボワってなってた)ような……それぐらいの熱演でした。
- 第10場 ホテルの部屋
バレエでの四重唱の場面でアーニャを見て、既に「まさか…」となっているのに、信じたら裏切られる・失望する、と硬い態度を崩さない皇太后に、今まで会いに来た偽物たちにどれだけ心が傷ついたのかと切なくなり……。
「家族の元に帰るのに、遅すぎるということはないわ」というアーニャの言葉に深く頷き、劇場内からはすすり泣きの声が……。
本当にいいシーンなので私の万年枯渇している語彙力ではとても言い表せない。出来ることなら劇場で見て欲しい。あの空気感を感じて欲しい。くそ、コロナめ……!
抱き合うナナとアナスタシア、そしてそっと出てくるディミトリ……。
- She Walks In-彼女が来たら リプライズ
全編通して一番好き。ほんと好き。
も〜〜〜こんなん反則!!!最高!!!
「一生忘れず想い続ける」って歌詞ぶっ込まれてこちらとしては正直に申し上げると大興奮しました。
さよなら、アーニャ…の美しい高音よ!!!ディミトリへの愛おしさが天井突破した瞬間です。
このリプライズのおかげてディミトリ→アーニャへの想いがかなり明確に切なく訴えかけてきて、本当に宝塚版のためにShe walks in書き下ろして頂いてありがとうございます……(誰目線)と言う気持ちになった。
なんとか必死に堪えてた涙腺がここでご臨終。
- 第11場A ホテルの控室
報奨金はいらない、というディミトリに、あなたのことを誤解していたかもしれない、と返す皇太后。俺の人生はずっとそうですよ、と更に返すディミトリが切なくてなぁ……愛する人と幸せになってくれ(なる)。
ありがとう、ディミトリ。
アーニャを信じてくれて、ありがとうございました。
ここでのやり取りがあったから皇太后はディミトリとアーニャが惹かれあっていることを知ってなお反対せず、むしろ背中を押すようなことを言ったんだと思うと……ある意味自分で勝ち得たんですよね、ディミトリは。
- 記者会見
「ポ・ポ・フ♡」
かわいいなちくしょーーー!!!!(ディミトリの切なすぎる想いに情緒が不安定)
ずんちゃんヴラド、そらちゃんリリーのおかげで切ない中でも笑える場面があって救われた。ありがとう。
- ネヴァ河の流れ リプライズ
ミュージカルしてる〜〜〜!!!(リスペクト:ナウオンの真風さん)
「父の背を追いかけてきた、それ以外の生き方があるのか」と歌ったグレブは父の息子以外の生き方を知らないわけで、それが出来ないと崩れ落ちたグレブに皇帝の娘であるアナスタシアが「あなたは悪くないわ」と告げた。
グレブの性格からして、アーニャのこの言葉がなければ父の息子になれなかった自分は「悪い子」だ、と思い詰めていたかもしれない。このアーニャの、父が殺さなかった(殺せなかった)アナスタシアの言葉はグレブにとって救済になったんじゃないかなと、そう思いたくて……。
「あなたがアナスタシアだと信じている、末長い人生を」そう差し出した右手を、今度は握り返したアナスタシア。それでもグレブは微笑むことはなくて。
これからグレブの、自分を探す旅が始まるのかもしれない。父の息子以外の生き方を。父の息子という呪縛から解放された後の、グレブとして生きる道を。
アーニャを愛したディミトリとアナスタシアに救われたグレブ、皇帝の娘であるアナスタシアと父の息子であるグレブ。ここら辺の対比をもっと読み込みたい。
- ending
「手に入らない人を思い続けられるほど強くないから」オメ〜〜〜さっき一生忘れない一生想い続けるって歌ってたじゃね〜〜〜か!!!!!
でもそれを本人に言わず、ディミトリは時折アナスタシアが乗ってる馬車を幾千万の群衆の中から遠く見つめて、死ぬまで想い続けようと考えてたんだろうな……ハッピーエンドでよかった!!!!
「ファーストキスは橋の上で素敵なプリンスとって決めてたの」→「君のプリンスにはなれないよ」→「皇女アナスタシアは許しませんよ」→アーニャからキス
最高〜〜〜!!!
その後アーニャの手を引いてディミトリからもう一度キス
さささささ最高〜〜〜!!!!!!!
最後に家族写真〜〜〜!!!本が閉じる〜〜〜!!!アナスタシア伝説は本当にあったのか?人々の夢だったのか?御伽噺のハッピーエンド〜〜〜!!!!最高〜〜〜〜〜〜!!!!!!
ディミトリが父から呼ばれていたという「ディマ」という呼び名で呼びかけてキスをするアーニャ、本当によかったな。
Home,Love,Family・・・
- フィナーレ
キュートなおじまさだったずんちゃんが!キラキラしてる!!王子様!!!お歌がうまい!!!
ラインダンスの始まりの枠の演出なにあれ!?おしゃれ!!人数の少なさはどうしても感じてしまいつつ、はじける笑顔が最高でほんとよかった~!!
男役群舞はまず「俺のペテルブルク」のアコーディオンアレンジが最高に好き。劇中で一切の絡みがないまかキキの肩ドン(肩ドン?)もまかずんのハイタッチもよかった~!
銀橋に出てこられたときには圧巻すぎてほんと「あちゃ~(ナウオンまどかちゃん)」。パノラマ写真で全員映ってる写真欲しい。
その後のネヴァ河アレンジの男役×娘役群舞も素敵だったな~。男役みんなギラギラしてて、リフトもして、これぞ宝塚のフィナーレ!!!って感じで最高でした。
- デュエットダンス
ティン!でまかまどの目が合ったときにまどかちゃんにスポットライトがあたるから、このタイミングで拍手できたのなんかよかった。出会いましたおめでとう!!!みたいな感じ(?)。
組む前にお辞儀から始まるの良さの極み。
噂の鼻チョンは私が見た二回はどちらもハマってました!真風さんの愛おしげな笑みよ……。
このシーンの、愛おしげにまどかちゃんを見つめる真風さんの舞台写真がつい先日発売されましたが見ました?見た??まだ見てなかったら販売ページ見て。やばいので。見て。
その後のシンクロターン!衣装の裾とスカートの動きまでシンクロしてたよ~。
そしてお手手繋いで銀橋!!盛り上がる音楽!バックハグ!!!一度ちょっと離れて!からの再びバックハグ!!!!後半の畳みかけ半端なさすぎんか!?!?!?
鼻チョンがかなりクローズアップされてたので思わぬ伏兵に動揺&大興奮してしまった……。
プリンス&プリンセスのデュエダンで最後まで夢たっぷり、胸いっぱいにさせてもらいました!!!
ありがとう宙組!!!ありがとうまかまど!!!
気づいたら9,000字以上書いてたので尻切れトンボになろうがぼちぼち終わらせようと思うんですが、最後に一つだけ。
こういったご時世に、大好きなまかまど率いる大好きな宙組で、Home,Love,Familyを歌う名作ミュージカルを上演してくれたこと、そして観劇できたこと、一生忘れません。
本当に素敵な作品をありがとうございました。
どうかどうか、最後まで無事に走り抜けられますように。
とにかく早く音源だけでも欲しい。アナスタシア禁断症状が出てる。アナスタシア見たい…。
まかまどリンクコーデ集
レビュー本2020の動画が公開されましたが、まかまどがアイボリー×黒合わせのお衣装を着ていたのを見て「ま~たリンクコーデしてる~~~!!!!(歓喜)」となったので、今までのまかまどリンクコーデをまとめてみました。
まかまどに狂ったオタクが個人的に「これ、リンクコーデじゃね?色合わせじゃね?」と思ったものを集めているだけなので、見る人によっては「…そうか?」と思うものも混じってるかと思います。
早い話がまかまどオタクの超自己満足まとめです!思い込みだろうと偶然だろうと似たようなお洋服着て並んでるまかまどを見ると嬉しくなる~~~!!!
公式で画像が見られるwebページがある場合はリンクを貼っているので、ぜひ見て欲しい…本当に素敵なので…。
・プレお披露目を控えた初々しいまかまどトーク
・当時既に表参道デートを済ませていたまかまど
◾️宙組誕生20周年記念番組「煌めく宙の軌跡」
・お披露目公演、天は赤い河のほとりのカイルとユーリの関係性とまかまどの関係性が似ているとのすっしー組長の言葉に度肝を抜かれる(組長曰く、小娘が大人の男を振り回すような…)
・言われたまかまどが顔を見合わせるのがかわいい♡
◾️「黒い瞳博多/VIVA! FESTA! in HAKATA」博多座記者会見
・まどかちゃんを「見た目とは裏腹に内面は結構男らしい一面もある」と評したまかさん(分かる)
・見つめ合うまかまどかわいいね…
◾️TAKARAZUKA REVUE 2019
・まかキキに挟まれて嬉しそうにお話しするまどかちゃんがかわいいのでDVDは必見
・キキちゃんとも合わせて3人でのトータルコーディネート感がすばらしい
◾️NOW ON STAGE「追憶のバルセロナ/NICE GUY!!」
・まかまど(黒合わせ)とキキまいあ(淡いブルー合わせ)というカップル2組と1人で来ちゃったずんちゃん
・「今回の役はね、まどかが想ってくれて、ぴったりだよね」
◾️NOW ON STAGE「El Japon イスパニアの侍/アクアヴィーテ!!」
・まかさんから薔薇もらった嬉しさで仰け反るまどかちゃんの話すき(デュエダンの話)
◾️2019年年末特別番組「令和 Happy Time 夢がいっぱいスペシャル」
・差し色赤合わせが素晴らしい大好きなリンクコーデ
・頭が良いから前髪を自由自在に操れるまかさんが好きなまどかちゃん(総ツッコミ)
◾️true clors special/MISSION IN RAKARAZUKA~宙組編~
・「私は最近まどかの深い青が“好き”」(似合う色の話)
・Misson in TAKARAZUKAはもはや伝説
◾️NHK BSプレミアム「新春・宝塚スペシャル アクアヴィーテ!!」
・黒地に星を思わせるキラキラがついたジャケットとワンピース合わせ
・乾杯するまかまど繰り返し見た
◾️アナスタシアインタビュー・番組「ミュージカル アナスタシアの世界」
・いつも以上にぴったりくっついてるインタビューお写真♡
・特別番組でロシアとジャマイカどちらに住みたい?の二択の答えが一致して「一緒でしたね♡」「一緒だったね♡」なまかまど(その後まかさん「強いて言えばだよ?」スタッフ爆笑)
◾️タカラヅカニュース内「FLYING SAPAトーク」、BS TBS「FLYING SAPA 特別番組」
・衣装はスカステとBS TBS番組とで違うものを着用されているが、どちらも黒合わせ
・まかさんが使っている宝石石鹸にすごい反応を示すまどかちゃん
◾️SPECIAL MOVIE 宙組
・久しぶりにお二人の姿を見られてとても嬉しかった
・この時に撮影されたグラフ掲載のお写真も最高
◾️TAKARAZUKA REVUE 2020
・アイボリー×黒合わせのまかまどと、グレー合わせのキキずん
以上、現段階で覚えているまかまどリンクコーデ集でした(思い出したら増えるかも)。
インタビュー記事でも合わせてるのが複数回あった覚えがあるんですが雑誌積み上げてるぐうたら野郎なので諦めた。
は~~~これからもリンクコーデまかまどが見られたらいいな♡
トップコンビという夢
宝塚歌劇は5組それぞれにトップスターという絶対的0番がいて、トップスターの相手役を務めるトップ娘役がいます。
トップスターとトップ娘役の二人は所謂トップコンビと呼ばれており、一部例外を除き基本的に宝塚のお芝居はこの2人のラブストーリーが中心に描かれ、レビューでも2人で組んで踊ることが大体。
そして最後には舞台上にトップコンビ2人だけが残り踊る、デュエットダンスという最高の時間が待っている訳ですが……。
トップコンビという関係、ロマンチックすぎない???(今回の本題)
私の初観劇は宙組「モンテ・クリスト伯/Amore de 99!!-99年の愛-」でした。
トップスターという存在は知っていましたし、トップ娘役という存在も薄ぼんやりと理解していましたが、宝塚のお決まり的演出は全く知らないドドドドド初心者でした。
「モンテ・クリスト伯」では主人公とヒロインのすれ違いにやきもきし、最後のハッピーエンドで「ご都合主義がなんぼのもんじゃい!ハッピーエンドが最高!」と感動。
そして「amoure de 99!!」では初めて見るショー作品に驚きつつも見入り――最後の最後、てるみりのデュエットダンスで「宝塚歌劇」の世界観に一気に落ちました。
誰か特定のタカラジェンヌさんに落ちた、というよりは宝塚歌劇自体に落ちた、という表現が一番近いかと思います。
それからは宙組を中心にのんびり観劇。
浅く広く全組を楽しみながら、どんどんトップコンビという他では見られない宝塚独自の関係性を拗らせていくことになります。
私は現在進行形中で真風涼帆・星風まどかの宙組トップコンビまかまどに絶賛狂っていますが、その少し前、花組の明日海りお・花乃まりあの花組みりかのコンビを拗らせに拗らせていました。
みりかのは正直言って、最初から順風満帆なトップコンビだったとは言えません。
それは花乃ちゃん退団時にみりおくんが歌劇で彼女に寄せた文章からして明らかです。「気持ちのすれ違いに悩んだ時期もあった」とみりおくんがはっきり綴っています。
だからこそ、「金色の砂漠」東京大千秋楽のみりおくんが花乃ちゃんに向けた言葉に、表情に、私は大号泣も大号泣でした。
かのちゃん東京千秋楽のカーテンコールでさぁ、「明日海さんとお客様(中略)に叫びます、お前を愛しているわー!」ってかのちゃんが叫んだ直後のみりおくんがさぁ、笑顔浮かべたものの口角がぴくってなって泣き笑いな表情したのがさぁ、何よりもその表情見られて「なーんてね」って誤魔化したのがさぁ
— 文 (@fu3_mm) 2018年9月9日
ファンとして不安に思ったこともありました。
でも大千秋楽のみりおくんと花乃ちゃんを見て、ファンが知りえる情報なんてほんの表面上のものしかなくて、みりかのは2人だけの感情・時間をたくさんたくさん共有して、そしてあの最後の舞台に立っていたんだなと思うと…
トップコンビ、なんてロマンチックな関係なんだ…
…と思わずにはいられませんでした。
みりかのでトップコンビを拗らせに拗らせたといっても過言ではありません。というかそうです。
ちなみに私の大好きなみりかの観は花乃ちゃん退団時にグラフに掲載されたみりかの対談に全て詰まってます。
「(退団までに)ペガサスになれるように…」と言った花乃ちゃんに対し「強そうなのがいい、もっと黒光りするような」と返したみりおくんが最高に私の愛したみりかの!!!!!!!究極の師弟系トップコンビ!!!!!!!という感じで今でも定期的に読み返します。
さて、思いの外みりかのについての話が長くなってしまいましたが(拗らせがひどい)前エントリーを見ても分かるように今は宙組のまかまどコンビに夢見てます。
その中で、先日まで公演されていた「El Japón(エル ハポン)-イスパニアの侍/アクアヴィーテ!!~生命の水~」でまたトップコンビロマンチックな関係すぎる論を拗らせたので今回のエントリーを書こうと思ったのでした(実はここまで前置きの予定だった)。
基本的に私はトップコンビという関係性に夢を見ています。夢を見まくっています。
生まれも育ちも年齢も違うタカラジェンヌ2人がトップコンビとして組み、2人だけの感情や時間を共有し、観客に夢の世界を見せてくれている…。
そもそも特定の相手役を得られるのはトップスターだけってときめき制度すぎません!?!?
「僕の女の子」を見つけたトップスターが「僕の女の子」にだけ見せる表情だったり言葉(台詞)だったり、いやもう最高ジャン……(噛み締めるオタク)。
絶対的0番に寄り添えて、0番位置で抱きしめ合えるのは(基本的に)トップ娘役だけ。
宝塚歌劇の絶対的特別・トップスター…の絶対的特別・トップ娘役。
何度生まれ変わっても(=演目が変わっても)お互いに恋に落ちるトップスターとトップ娘役(時に例外あり)。
ときめく以外の選択肢ある???いや、ない(反語)
トップコンビがなんでこんなに好きなのかよくよく考えたんだけど、あれだ、絶対的王者・0番(トップスター)の絶対的特別(トップ娘役)っていう関係?シチュエーション?が好きなんだ
— 文 (@fu3_mm) 2018年3月15日
「トップコンビをここまで拗らせてるのはなぜですか?」って聞かれたら、もう単純に、ただただ純粋に「2人を取り巻く❝特別感❞に最高に滾るからです」としか答えられない。
大好きなトップコンビの❝特別感❞を最近ビシビシと息絶えそうなほど突きつけられたのが、「アクアヴィーテ!!」のまかまどデュエットダンスです。
贔屓目?死ぬほど入ってます。狂ってるから見逃して。
NHKが撮ってくれたデュエダンでトップコンビが見つめあう表情、まかまどが見つめあってるが故に客席からじゃ物理的に横顔しか見えないのでこれぞ映像化の醍醐味だしお互いしか真正面から見えない場面であんな表情で見つめあってるのだと思うと…トップコンビ…なんてロマンのある関係なんだ…
— 文 (@fu3_mm) 2020年1月3日
NHK BSプレミアムで放送された「アクアヴィーテ!!」、カメラワークが色々新鮮でBlu-rayと見比べるのが大好きなんですが、デュエットダンス序盤~中盤あたりでステージセンターで組んでステップ踏むまかまどの表情を正面(若干斜め)から抜いてくれたのは感謝しかないです。
あの表情見ました?見てなかったら見てください。本当に見て。お願いだから見て。
あんっっっなにお互い愛おしそうに見つめ合ってるのに、見つめ合ってるが故に観客は横顔しか見えず、真正面から見られるのはお互いだけってやばない???やばい
伏し目がちに優しく微笑む真風さんと、大きな瞳で見上げるまどかちゃん。
あの素晴らしい表情を…っ、あの愛に溢れた表情を…っ!お互いに独占するトップコンビ…!
「宝塚ってそういうもんじゃん?そういう演出じゃん?」って言われたら「仰る通り」としか言えません。
そう、演出。振り付け。分かってます。
分かってるけど夢を見てしまう。夢を見させてくれる。
そんな存在であろうとしてくれるトップコンビが、私は大好きです。
あとなんといっても「アクアヴィーテ!!」デュエットダンス最後。
星風まどかに一輪の薔薇を送る真風涼帆という絵を見せてくれて、本当にありがとうございます。感謝しかない。
銀橋ドセンターで真風涼帆から薔薇をもらえるのは星風まどかただ一人という事実にただただ感謝
— 文 (@fu3_mm) 2020年1月31日
これぞまさに私の大好きなトップコンビの❝特別感❞が凝縮された場面でした。
まかまどが寄り添って、薔薇を持ったまどかちゃんの手に真風さんが手を添えて、おでこをくっつけて目を閉じる……。
最高の絵を見せてくれた大介先生には感謝しかありません。ありがとうございました。
正直言って、トップコンビという制度がなければここまで宝塚歌劇にハマっていなかったと思います。あとデュエットダンス。
夢を見させてくれるトップコンビ、タカラジェンヌ、宝塚歌劇に感謝しながらこれからも思う存分トップコンビに狂いたいと思います!!!
まかまど的余談。
スモーキーナイト、まどかちゃんがジャンプしてまかさんに抱きつく振り、いくらまどかちゃんのウエストがしぬほど細くたって女性が女性の全体重を数秒抱えるんだから大変だよな…と思ってたらまどかちゃんが抱きついてきた瞬間まかさんがめっちゃ歯を見せて笑って恋に落ちるーーー!!!(まかまどが)
— 文 (@fu3_mm) 2020年2月6日
宙組ロスを埋めるべくカフェブレ見返してたんだけど、デュエダン最後の薔薇を渡すとき、まかさんがくるって薔薇を回して薔薇の正面?より赤い花びらが見える方向?をまどかちゃんに差し出してる上、まどかちゃんが受け取る瞬間薔薇に落としてた視線をあげてまどかちゃんの表情見てる〜〜〜!!!好き
— 文 (@fu3_mm) 2020年2月22日
単純に真風涼帆という男役はずるい。恋に落ちるしかないジャン…(まかまどが)。
真風さんは大人っぽいビジュアルだけど笑顔がとっても可愛いから(むにっとなる口角とか)、歯を見せて笑うと「わっ、そんな風に笑うんだ…」「案外無邪気に笑うんだな…」って少女漫画のヒロインみたいなことを未だに思っちゃうときがあるんですよね。リア恋か?
そんな笑顔がまどかちゃんに向けられている瞬間を見るのが大好きなので、これからもよろしく、まかまど。
まかまどの好きなところ
1.身長差・体格差
リフトからまどかちゃんを下ろす瞬間のまかさん、最高に王子様なんだよなぁ〜〜〜!!!膝を少し曲げてまどかちゃんが降りやすいようにしてるように見えるの それで顔覗き込んでにっこりしてるの ハァ〜〜〜最高 まかまどの身長差が生み出した男役の膝折芸
— 文 (@fu3_mm) October 25, 2018
膝立ちのまどマーシャの顔を覗き込むようにしゃがみ込むまかニコライ最高にいい男だよ……膝立ちVSしゃがみ込みで更に身をかがめて顔を覗き込んでるんだよ……身長差と体格差素晴らしすぎない???
— 文 (@fu3_mm) February 24, 2019
WSSでまかさんがまどかちゃんの顔を覗き込むために軽く膝を曲げているのを見たときの衝撃は忘れられない。
まかまどの身長差・体格差が生み出した男役の膝折芸。
まどかちゃんを見下ろすまかさんの瞳が最高に色っぽくてかっこいいし、まかさんを見上げるまどかちゃんの瞳が最高に輝いてて愛らしくて夢とときめきが詰まってる。
175cmと162cm……13cm差……まどかちゃんが高いヒール+背伸びでなんとかまかさんの肩に顎をのせられる身長差……。
まかさんの腕の中にすっぽりおさまるまどかちゃん、という絵が最近のお決まりになってきていて、私はただただ幸せです。
ただ身長差がありすぎるのもご本人たちは色々と大変なのでは、とも思うので、その分しっかりがっつり好きです! と声をあげていきたい……。
2.ビジュアルの説得力
まかまどがお互いに恋する演目、あまりにも説得力がありすぎる まかさんみたいな美丈夫はまどかちゃんみたいな美少女と惹かれあってしかるべきでしょ
— 文 (@fu3_mm) August 30, 2018
真風涼帆という美丈夫と星風まどかという美少女が恋に落ちる宝塚歌劇団宙組の世界、大正解すぎる。
WSSにはじまり、シトラスのステートフェア、黒い瞳とまかまどで一目惚れ演出が多いのも納得。
目が合った瞬間、2人にだけスポットライトがあたって周りの照明がしぼられ、2人だけの世界が作られる演出が最高に似合う~~~!!!
黒い瞳のニコライなんて「所詮片田舎かぁ」ってとんでもなく失礼な発言をした後、マーシャと会ってピンクのライトで世界(舞台上)が彩られるという変わり身の早さ。恋しちゃったから仕方ない。
面長でシュッとした美形と、丸顔で愛らしい少女。まさしく少女漫画のヒーローヒロインの並びでただただときめく。
単純に個人的な好みとしてまかまどのビジュアルの並びが大っっっっ好きだし、この2人が運命に落ちるの最高に分かる。
相手が真風涼帆(星風まどか)だったらそりゃ惚れるわ。
3.恋愛力の高さ
真風涼帆、しぬほどモテそうだし実際しぬほど(劇中で)モテてるけど、浮ついた感じは全くなくて地面に足着きまくってる“““““男前”””””だから一途な愛がしぬほど似合うんだよな…(まかダニーの話)
— 文 (@fu3_mm) July 9, 2019
女に不自由してこなかった真風涼帆が年下でウブな星風まどかに落ちて一途になるの、とんでもなく“““““分かる”””””(役名で言え)
— 文 (@fu3_mm) June 18, 2019
オーシャンズ11で改めて感じたけど、真風涼帆という最高の男役、あまりにも一人の女性を愛しぬく役が似合いすぎる。
まかダニーのビジュアルからして「女に不自由してこなかった」というセリフが死ぬほど似合うのに、唯一の女性に向けて「偽りだらけの人生だけど、君を愛した日々に偽りはない」と歌い上げる姿があまりに切なくてかっこよくてずるい。
何よりまかさん、目の前の女の子のことを愛おしく思ってるんだろうな~って表情がはちゃめちゃにうまい。
身長差故に伏し目がちになる瞳に、むにって上がる口角が最高。
表情、声音から❝特別感❞を客席に感じさせるのが最高にうまい、好き。
お互いに恋してる、愛おしく思ってる表情が絶品だから、どんどん恋愛もの演目をまかまどにふってほしいな~~~!!!(見たい)
4.真風さんの包容力
デュエダンの醍醐味は(個人的には)相手役さんに向ける表情だなぁ まかさんの包容力溢れる微笑みがもはや神々しい
— 文 (@fu3_mm) March 14, 2018
舞台上でも舞台を降りているときでも、まかさんの包容力がすごい。
毎回毎回この包容力がすごい!2019を更新していく勢い。
まかトニーがトゥナイトでまどマリアの髪撫でてる〜!!!素敵〜!!!って思ったんだけどマイクに髪が引っかかったトラブルあったのね(オペラグラスでガン見してたくせに見逃してた)トラブル対処も夢見れるとか最高すぎる
— 文 (@fu3_mm) January 24, 2018
舞台上でトラブルがあったときもまるでときめき演出かのように対処するし、ナウオンでは優しく話題を振ったりまどかちゃんの言葉を拾ったりとひたすら包容力がすごい。
まかさんの優しげな横顔を見るのが幸せ。
5.歌声の相性
ヴァンサクで何となく感じて、WSSのトゥナイトで確信に変わったけど、まかまどは歌声の相性がとってもいい。
お互いのびのびと歌えてる感がするというか、ビブラートも綺麗に合わさってるし、とにかくお互いの歌声を邪魔せず、聞き心地がいい……。
まかさんの優しく甘い歌声とまどかちゃんの真っすぐで綺麗な歌声のハーモニー、ずっと聞いていたい。
6.デュエットダンスの多幸感
ビバフェスデュエダン終わり、スポットライトが絞られる直前で元々笑ってたのにさらに破顔してまどかちゃんをぎゅっと抱き寄せるまかさん最高すぎる…全てに感謝…
— 文 (@fu3_mm) August 12, 2019
まかさんの相手役(まどかちゃん)を見つめる瞳の優しさにひたすらときめく デュエットダンスの合間とかパッとまどかちゃんの方を一瞥するなんてもんじゃなくて、まどかちゃん自身をしっかり見つめてるんだよ はーーーときめく まかまどありがとう
— 文 (@fu3_mm) December 23, 2018
ヴァンサク⇒シトラス⇒異ルネ⇒ビバフェス⇒オーシャンズ…と、まかまどデュエットダンスは常に最高を記録し続けてる。
まかさんもまどかちゃんも相手を見つめるし、目が合うと口角が上がるし、とにかく楽しそうに踊っていてとにかく多幸感がすごい。
特にオーシャンズのデュエダン、2人ともすっごく楽しそうに踊ってて見てるこっちが幸せだった~~~!!!ダニテスおめでとう~~~!!!
異ルネ、オーシャンズとまどかちゃんに片膝ついて愛を誓ってるまかさんだけどその姿があまりにも絵になりすぎているので、今後も見られたらとっても嬉しい……。
ちなみにデュエダンじゃないけど天河でも片膝ついてプロポーズしてるので、大劇場公演制覇してるんですよね(ありがたい)
あとこれはまかまど好きの幻覚じゃないと思うんですけど、まかまど、デュエダン内で目を合わせて微笑みがち。
7.2017年7月7日の奇跡
期待しなかったと言ったら嘘になるけど、でもそれ以上にそんなうまい話あるかい!って思ってたから、真風涼帆と星風まどかの名前が並んでるの見たとき、ほんと嬉しかったよ……(しみじみ)
— 文 (@fu3_mm) July 7, 2018
ヴァンサクでまかまどの並びに最高にときめき、就任発表前にちらっと期待したのも事実だけど、ヴァンサク一作を大切な思い出としてひっそりと愛していく気でいたから今が幸せで幸せで仕方ないです。
元々まかさんもまどかちゃんも特別好きな男役さんと娘役さんで、その2人がトップコンビとして組んでくれるなんて……と今でも定期的に2017年7月7日の奇跡を噛み締めます。
は~~~まかまど好き。大好き。
トップコンビって素晴らしいなぁ~~~!!!
(気が付いたら増えてるかも)